対物(たいぶつ)フードとは、写真の黒い筒の部分。

対物フードと白い筒の部分の境目に、セルと呼ばれる枠に収まった対物レンズがあります。対物フードがないと、レンズはむき出しになり、レンズの横方向から、余計な光が入ってしまいます。この余計な光は像に悪い影響を与え、特にコントラストを低下させます。

また、対物フードがあることで、望遠鏡の心臓部といえる対物レンズに、直接何かが当たることを防ぐこともできます。